品質憲章
KOBELCOグループは、製品、サービスにおいて「信頼される品質」を提供するために法令、公的規格ならびにお客様と取り決めた仕様を遵守し、品質向上に向けてたゆまぬ努力を続けてまいります。
2017年10月、私共KOBELCOグループは、品質に関わる不適切事案が多くの部門で発生したことを公表しました。この事案は、お客様をはじめ、社会にご迷惑を掛け、多大な影響を与えました。その反省に立ち、企業理念である「KOBELCOの約束」や倫理綱領にあたる「KOBELCOの誓い」の根底に流れる「品質」に関わる考え方を敢えて抜き出し、多くのステークホルダーの皆様に広く宣言するとともに、グループ全ての社員の共通の価値観として心に刻むため、「品質憲章」として定めることとしました。
品質は、ひとつの部署だけで作られるものではありません。会社のあらゆる部門の力を結集して作り込まれるものであることをあらためて認識し、品質に対する取り組みを見直し、強化します。
「安全・健康」「環境・防災」が第一であることは言うまでもありません。これを前提として、製品・サービスをお客様に提供するときには、品質は何よりも優先されます。製品・サービスにおいて、品質、納期、コストを比較した場合、企業として本来すべてが成り立つように行動しなければなりません。ただし、これらのバランスが崩れたときには、決して納期やコストが品質に優先するものではなく、品質を最優先します。
品質保証部門は何があっても不適合製品がお客様に届くことがないよう、いわば会社における「最後の砦・要」であることを常に意識し、行動します。
KOBELCOグループは、品質向上に向けてたゆまぬ努力を続けます。高いお客様満足度の実現に向け、すべての社員は、自己を研鑽し、何をなすべきかを追究します。