当社グループは、全社員が一つになって、より良い企業集団、すなわち「誇り」「自信」「愛着」「希望」溢れる企業集団を作り、当社グループが持続的に発展していくことを目指した活動として、「KOBELCOの約束 Next100プロジェクト(次の100年に向けた活動)」を2017年度より開始しました。
グループ企業理念の浸透及び品質不適切行為の風化防止(教訓の承継)を軸とした当プロジェクトの活動が、全社員から「認知」「共感」された上で、一人ひとりが「関与・実践」し、その行動が当たり前の組織文化として定着することをゴールとしています。
今後もグループ企業理念をCSR、コンプライアンス、安全、品質管理などを含めた全ての企業活動に落とし込み、グループ内外に浸透させていくことによって、株主様・投資家様、お客様、お取引先様、地域社会の皆様、グループ社員など、あらゆるステークホルダーの皆様から信頼頂いたうえで、事業を通じた環境・社会への貢献と持続的成長を目指してまいります。
社長をはじめとする経営幹部が国内外の各事業所を巡り、社員に対してグループ企業理念の趣旨やこれらに込めた思いを直接語り掛ける活動を継続し、この取り組みや信頼回復に向けた改革に対する経営側の本気度を積極的に示しています。社長による対話活動はこれまでのべ国内外70拠点、105回実施しました(2020年4月末時点)。
毎年10月を「KOBELCOの約束月間」と定め、グループ企業理念の趣旨を確認するとともに、社員同士が自由な意見を述べ、コミュニケーションを図る「語り合う場」を各職場で開催しています。
2019年度にグループ企業理念に基づいた社員の様々な活動を表彰する「KOBELCOの約束賞」を創設しました。
品質不適切行為の教訓を、世代を超えて風化させないため、当社グループ研修施設内に「KOBELCO 約束の場」を設立しました(2019年6月)。これまでにのべ約2,000名の当社グループ役員・社員が訪問しています(2020年4月末時点)。