倉橋香衣氏（車いすラグビー選手）が登壇された「ランチタイムセッション」の開催について

当社は、グループ従業員にキャリアデザインやダイバーシティ推進等について学んでもらうことや、リーダーを身近に感じてもらうことを目的に、「ランチタイムセッション」というオンラインミーティングを毎月開催しています。

「ランチタイムセッション」は2021年5月にスタートし、社長や副社長といった当社経営幹部のほか社外のリーダーらが自身の経験などについて従業員からの質問に一つひとつ丁寧に回答する流れで毎回進行しています。リーダー達が「入社の理由」「楽しかった経験・失敗挫折経験」「プライベートを充実させるための工夫」などについて、包み隠さず本音で話してくれることが好評を得ており、すでに参加者は累計6千人にのぼっています。

2022年4月6日開催の会には、車いすラグビー選手で株式会社商船三井勤務の倉橋香衣氏が登壇されました。車いすラグビーは男女混同のチーム編成で行い、車いす同士が激しくぶつかり合うスポーツです。倉橋氏は日本代表にも選出され、世界的な大会にも数多く出場されています。

当日は、車いすラグビーに巡り合ったきっかけや、「昨日より今日、今日より明日と前進している自分を喜び」ながら、「楽しいという気持ちをモチベーションにつなげ」て競技に取り組んでいるといったお話をいただきました。300名を超える参加者からは「事故を乗り越えて素敵な笑顔になれたキッカケは」、「仕事と競技を両立させるため、どのように時間を有効利用されているか」など多くの質問が寄せられました。また、当社の障がいのある従業員との対談や、当社ラグビー部OBたちとの交流なども行いました。

当社グループは、マテリアリティ（中長期的な重要課題）の一つとして「多様な人材の活躍推進」を掲げています。今後もさまざまな活動を通じて従業員の働きやすい職場環境を実現するとともに、組織としての成長力の向上につなげてまいります。