2018年9月20日
株式会社神戸製鋼所
溶接事業部門のタイ現地生産・販売拠点であるThai-Kobe Welding Co., Ltd.(以下、TKW社)が創立50周年、またKobe MIG Wire(Thailand)Co., Ltd.(以下、KMWT社)が30周年を迎えたことから、先月、現地にて記念式典を開催しました。式典には、株主の皆様、流通販売組織であるタイ神溶会の会員各社をはじめとする代理店の皆様、サプライヤーの皆様、工場が所在するバンプー工業団地公社の幹部の皆様をお招きし、総勢約220人で開催されました。
TKW社は当社グループ初の海外生産拠点として1968年に創立されました。タイ及び周辺地域の経済成長に伴い、生産能力は創業当時と比較し、現在では約40倍に拡大し、タイ最大の溶接材料の生産拠点となっています。また、2001年に溶接事業部門では海外初となる技術開発部門を設立し、東南アジアから周辺地域の産業ニーズに応える製品開発、技術サービスを今日まで展開しております。一方、同一敷地内にあるKMWT社は、日系企業の東南アジア進出が進む1988年に創立されたソリッドワイヤの生産・販売拠点です。
式典では、当社代表取締役社長の山口貢より「TKW社の50周年は、グローバル化を進めた当社グループ110余年の歴史において重要な節目となる。今後も信頼される技術、製品、サービスを提供し続けて欲しい」との挨拶を述べました。また、TKW社長 長谷川禎之からは、被覆アーク溶接棒の特長である屋外溶接の適応性、利便性の良さを訴求し、顧客開拓を進めたタイ神溶会に感謝の意を表しました。
当社グループは、今後も多様化するエリアのニーズに対応した商品力、お客様の課題解決に寄与する技術サービス力を高めることで、被覆アーク溶接棒を中心とする需要を取り込み、かつ当地域における産業の発展に貢献して参ります。
(注記)プレスリリースの内容は発表時のものです。販売がすでに終了している商品や、組織の変更など、最新の情報と異なる場合がございますので、ご了承ください。