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三菱重工から表彰

2010年5月20日

株式会社神戸製鋼所

大安工場のマグネシウム合金製ヘリコプター用トランスミッションケース部品は、国内では神戸製鋼しかつくることができないオンリーワン製品です。これをはじめとしたアルミ・マグネ合金製鋳鍛品の納品先である三菱重工業（株）では、同社とパートナー企業が一体となって品質改善を推進する「GRIP活動」（Good Relation Initiative with Partnerの頭文字から命名）を行っています。

三菱重工向けの製品の多くは、わずかな欠陥が製品強度に影響を及ぼす可能性がある重要保安部品です。そこで大安工場では、「マグネシウム合金製鋳造品・鍛造品で万全の品質を確保する」というテーマのもとに、工場一丸となって地道な改善活動を行ってきました。その結果、2009年度良品率100％を達成、三菱重工から「GRIP活動優秀パートナー賞」を受けることになりました。

2010年3月10日に三菱重工から表彰状と楯が手渡されました。大安工場の改善活動が認められたことに対し、「築き上げた信頼をより強固なものにすべく、さらなる品質向上を図っていきたい」、と鋳造室の北原靖久室長は決意を新たにしました。
 

記念撮影。前列、青い制服を着ている方々が三菱重工・名古屋誘導推進システム製作所の担当者


三菱重工より贈られた表彰状と楯